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2つの「ファン・ジニ」

「ファン・ジニ」の試写会に字幕チームのみんなと行ってきました。

韓国で製作が発表された時にずいぶん話題になっていた映画で、
私も主役のソン・ヘギョの写真を見た時は、「うおおおー!」と圧倒されました。
ドラマの主役はハ・ジウォンでしたが、 ソン・ヘギョ扮する映画版ファン・ジニの神々しい輝きはハ・ジウォンにはないもので、
一体どんなファン・ジニを演じるのか、楽しみにしていたんです。

ファン・ジニもチャンヒビンも朝鮮時代の有名な女性ですが、
チャンヒビンが美貌を武器に権力の頂点に立ち、世を振り回した女性とするなら、
ファン・ジニはあえて権力から遠ざかり、美貌と才知で男をひざまずかせた女性でしょう。
私はドラマのほうは見ていないので何とも言えないのですが、
映画のファン・ジニは、体は許しても心は決して許さず、
「力で女を抱くのは俺の主義じゃない」とかっこつける権力者や、
女には見向きもしない堅物を見事に落として赤っ恥をかかせるところは痛快そのもの。
でも、どんなに男を手玉にとっても決して心は満たされず、
一人の男を一途に思いつづけるんですねー。

映画のファン・ジニはキーセンとしての生き様よりも
ユ・ジテ演じるノミとのラブストーリーが中心に描かれており、
ファン・ジニという女性を知るにはちょっと時間が足りない感じでした。
しっかし、ソン・ヘギョはうつくぴー。
黒のシースルーのチマチョゴリも着こなしちゃうんですねー。
キーセンのトレードマークのようなデカ頭も迫力満点!
朝鮮時代の調度品も素晴らしくて、
私もキーセンのかっこしてあの町にタイムトリップしたいなーと思いました。
そして、何といっても金剛山の絶景!!!!
北朝鮮にある山で、昔から観光地として有名だった所です。
日本が朝鮮半島を植民地にしていた時は、
紅葉の時期など観光客であふれ返るほど賑わったそうです。
今も韓国から毎日のようにツアーが出ていたのですが、
ちょっと前に射殺事件があって中断されてしまいました。
実は私も何度か行ったことがあるのですが、
山あり、海あり、湖ありの本当に素晴らしいところです。
その絶景が大スクリーンに映し出された時は、
魂が解き放たれたような開放感を感じました。
このラストシーンも見ものです。

一緒に見にいったakiはドラマの「ファン・ジニ」の字幕を担当したんです。
akiによると、
「ドラマと映画のファンジニの人格がちょっと違っていて、
ドラマのほうは、どんな逆境にも耐えて頂点にのぼりつめていく勝ち気な性格が
ハ・ジウォンの小生意気な目力に合ってたし、
映画は映画で、美しくて聡明な女性がソン・ヘギョに合ってた」
と言ってました。
「チャンヒビン」をやってる私としては、
捕盗庁が警察庁と訳されていたのが面白いと思った(マニアックですみません^^;)。
ドラマなら絶対に原語そのままに捕盗庁とするのでしょうが、
映画はたった2時間しかないし、観客の層が広いので、
わかりやすい言葉に置き換えたのかなと思いました。
9月27日からロードショーだそうですよー。
映画「ファン・ジニ」公式サイト

2代目 | パーマリンク

2008年9月10日 09:37
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